<リトルアラミゴ付近>
イダとパパリモを鉄仮面たちのキャンプへと見送ったアルフィノと楓。
これから二手に別れ、リトルアラミゴの問題解決への手がかりを探すための行動を起こします。
アルフィノ
「よし、私たちは、アマルジャ族の砦……
ザハラク戦陣の様子を見に行くとしよう。
そのためにも、まずはアリゼーと合流だ。
服を着替えてから、リトルアラミゴで落ち合おう。」
アルフィノと楓は、リトルアラミゴで待機しているアリゼーの元へと向かいます。
<リトルアラミゴ>
楓
「あ、サンクレッドさんと合流できたんだね!」
楓は無事にアリゼーと合流を果たしていたサンクレッドに声をかける。
サンクレッド
「よう、楓。
遅くなって、すまなかった。」
難民の服から普段の服へと着替えたアルフィノもやってきます。
アルフィノ
「やはり、いつもの格好が安心するよ……
君の方も、着替えは万全かい?」
楓
「え……直行してきたから着替えてない……よ?」
苦笑いするアルフィノをよそに、状況の確認を始めるアリゼー。
アリゼー
「おつかれさま。
こちらは、このとおりサンクレッドと合流できたわ。
……そっちの守備はどう?」
楓は鉄仮面の演説を聞きに行った際にイダとパパリモに出会ったこと。
そして鉄仮面の動向を探るためにキャンプへと同行したいきさつを二人に説明した。
サンクレッド
「イダとパパリモに会えたのか!
アラミゴ解放軍を頼っていたとは……なるほどな……
何にせよ、ふたりが無事で何よりだ。
それにしても、クリスタルはザハラク戦陣か……
面倒なところに運ばれたものだな。
遅れてきたぶん、働く準備はバッチリだが……
今すぐ乗り込むか?」
アルフィノ
「ああ、手遅れにするものか!
ひとまず、「ザハラク戦陣」の入口へ。
様子をうかがってから、全員で突入しよう!」
一同うなずきアマルジャ族の拠点であるザハラク戦陣へと向かいます。
そこへ四人の動向をうかがう一人の人物の姿が……
怪しげな男
「鉄仮面は、指示どおりに動きましたか……」
怪しげな男
「すべての役者は、焼かれし舞台の上に揃わん……
今、開幕を告げる鐘は鳴り、我が秘策は成就する。
どちらにとっても、機会は恐らく1度きり……
この身を切り札として、必ずや勝利へと導きましょう。
……頼みましたよ、みなさん。」
そしてリトルアラミゴから立ち去る怪しげな人物……
<ザハラク戦陣前>
アリゼー
「……少し緊張してるけど、大丈夫。
ガ・ブみたいな子供が増える前に、クリスタルを奪還するわよ。」
楓
「うん……急ごう!」
ザハラク戦陣の様子をうかがっていたサンクレッド。
サンクレッド
「今のところ、大きな騒ぎは起きてないようだな。
神降ろしの儀式には、至っていないということか……?」
アルフィノ
「ふむ……外から見るかぎり、異常はないようだ。
動きがあるとすれば、蛮神「イフリート」の召喚が行われる。
砦の最深部……祭壇あたりか。
楓、戦いの準備はいいかい?
神降ろしが行われる前に、ザハラク戦陣に乗り込もう!」
楓
「うん、行こう!」
ザハラク戦陣の中へと侵入する四人。
交戦することなくスムーズに祭壇付近までたどりついたことを訝しむサンクレッド……
サンクレッド
「……妙だな。
祭壇近くだってのに、警備が薄すぎる。」
サンクレッドの言葉に周辺を警戒するアリゼー。
ドザー!!
直後、アマルジャ族の巨体が吹き飛んできました。
アリゼー
「どうやら、アマルジャ族の怠慢ってわけじゃないみたい。」
ゆっくりと闇の魔剣士に近づいていくサンクレッド……
アルフィノ
「させるかッ!
カーバンクル・オブシダン!」
アルフィノはアリゼーの方へと振り返ります。
アルフィノは闇の魔人の放った火球を受け、吹き飛ばされる瞬間のアリゼーの姿を捉えました。
アルフィノ
「アリゼーッ!」
右手で口元の血を拭うアリゼー。
闇の戦士は止めをさすべく、鎖を放つ左手を引くその瞬間……!
楓
「動ける…!」
次回へ続く……
イダとパパリモを鉄仮面たちのキャンプへと見送ったアルフィノと楓。
これから二手に別れ、リトルアラミゴの問題解決への手がかりを探すための行動を起こします。
アルフィノ
「よし、私たちは、アマルジャ族の砦……
ザハラク戦陣の様子を見に行くとしよう。
そのためにも、まずはアリゼーと合流だ。
服を着替えてから、リトルアラミゴで落ち合おう。」
アルフィノと楓は、リトルアラミゴで待機しているアリゼーの元へと向かいます。
<リトルアラミゴ>
楓
「あ、サンクレッドさんと合流できたんだね!」
楓は無事にアリゼーと合流を果たしていたサンクレッドに声をかける。
サンクレッド
「よう、楓。
遅くなって、すまなかった。」
難民の服から普段の服へと着替えたアルフィノもやってきます。
アルフィノ
「やはり、いつもの格好が安心するよ……
君の方も、着替えは万全かい?」
楓
「え……直行してきたから着替えてない……よ?」
苦笑いするアルフィノをよそに、状況の確認を始めるアリゼー。
アリゼー
「おつかれさま。
こちらは、このとおりサンクレッドと合流できたわ。
……そっちの守備はどう?」
楓は鉄仮面の演説を聞きに行った際にイダとパパリモに出会ったこと。
そして鉄仮面の動向を探るためにキャンプへと同行したいきさつを二人に説明した。
サンクレッド
「イダとパパリモに会えたのか!
アラミゴ解放軍を頼っていたとは……なるほどな……
何にせよ、ふたりが無事で何よりだ。
それにしても、クリスタルはザハラク戦陣か……
面倒なところに運ばれたものだな。
遅れてきたぶん、働く準備はバッチリだが……
今すぐ乗り込むか?」
アルフィノ
「ああ、手遅れにするものか!
ひとまず、「ザハラク戦陣」の入口へ。
様子をうかがってから、全員で突入しよう!」
一同うなずきアマルジャ族の拠点であるザハラク戦陣へと向かいます。
そこへ四人の動向をうかがう一人の人物の姿が……
怪しげな男
「鉄仮面は、指示どおりに動きましたか……」
怪しげな男
「すべての役者は、焼かれし舞台の上に揃わん……
今、開幕を告げる鐘は鳴り、我が秘策は成就する。
どちらにとっても、機会は恐らく1度きり……
この身を切り札として、必ずや勝利へと導きましょう。
……頼みましたよ、みなさん。」
そしてリトルアラミゴから立ち去る怪しげな人物……
<ザハラク戦陣前>
アリゼー
「……少し緊張してるけど、大丈夫。
ガ・ブみたいな子供が増える前に、クリスタルを奪還するわよ。」
楓
「うん……急ごう!」
ザハラク戦陣の様子をうかがっていたサンクレッド。
サンクレッド
「今のところ、大きな騒ぎは起きてないようだな。
神降ろしの儀式には、至っていないということか……?」
アルフィノ
「ふむ……外から見るかぎり、異常はないようだ。
動きがあるとすれば、蛮神「イフリート」の召喚が行われる。
砦の最深部……祭壇あたりか。
楓、戦いの準備はいいかい?
神降ろしが行われる前に、ザハラク戦陣に乗り込もう!」
楓
「うん、行こう!」
ザハラク戦陣の中へと侵入する四人。
交戦することなくスムーズに祭壇付近までたどりついたことを訝しむサンクレッド……
サンクレッド
「……妙だな。
祭壇近くだってのに、警備が薄すぎる。」
サンクレッドの言葉に周辺を警戒するアリゼー。
ドザー!!
直後、アマルジャ族の巨体が吹き飛んできました。
アリゼー
「どうやら、アマルジャ族の怠慢ってわけじゃないみたい。」
アルフィノたち四人は、倒れている数多のアマルジャ族をたどり、先へと進んで行きます。
そこには立ち向かってくるアマルジャ族をすべて葬る闇の戦士の姿がありました……
楓
「闇の戦士……」
「闇の戦士……」
闇の戦士
「よぉ……
相変わらず遅すぎだぜ、甘ッタレども。」
「よぉ……
相変わらず遅すぎだぜ、甘ッタレども。」
アルフィノ
「これは、君たちがやったのか……
しかし、なぜ…!」
「これは、君たちがやったのか……
しかし、なぜ…!」
アマルジャ族と戦っていた闇の戦士の仲間たちも、闇の戦士の近くへと集まってきます。
闇の戦士
「アシエンの野郎は、相も変わらず、蛮神討伐によって蛮族どもを絶望させ、「新たな神」を喚ばせようとしてるんだがな……」
闇の戦士
「アシエンの野郎は、相も変わらず、蛮神討伐によって蛮族どもを絶望させ、「新たな神」を喚ばせようとしてるんだがな……」
闇の戦士
「俺たちはやめたんだ、そういう面倒なやり方は。
なにせ、時間がないもんでな。」
楓
(時間がない……?)
闇の戦士
「この世界の「光の戦士」たるお前さえ殺せば、エオルゼア中を、一気に混乱に叩き落せる。
第一世界のすべての命のために……
死んでもらうッ!」
「俺たちはやめたんだ、そういう面倒なやり方は。
なにせ、時間がないもんでな。」
楓
(時間がない……?)
闇の戦士
「この世界の「光の戦士」たるお前さえ殺せば、エオルゼア中を、一気に混乱に叩き落せる。
第一世界のすべての命のために……
死んでもらうッ!」
闇の魔剣士が雄叫びをあげたと同時に、武器を抜いてこちらへと駆けこんできます。
咄嗟に身構える楓たち……!
闇の魔剣士がこちらへとたどり着く前に、サンクレッドが飛び出し、闇の魔剣士へ斬りかかりますが、剣で受け流されます。
しかし、闇の魔剣士の勢いは殺され、立ち止まりました。
咄嗟に身構える楓たち……!
闇の魔剣士がこちらへとたどり着く前に、サンクレッドが飛び出し、闇の魔剣士へ斬りかかりますが、剣で受け流されます。
しかし、闇の魔剣士の勢いは殺され、立ち止まりました。
サンクレッド
「おいおい、お前らにリベンジしたいのは、あいつだけじゃないんだぜ!」
「おいおい、お前らにリベンジしたいのは、あいつだけじゃないんだぜ!」
ゆっくりと闇の魔剣士に近づいていくサンクレッド……
先ほどのサンクレッドの一撃が開戦の狼煙となり、闇の狩人が弓を素早く構える。
そこへ闇の導師が矢へと付与魔法をかけ、アルフィノへと矢が放たれます!
アルフィノ
「させるかッ!
カーバンクル・オブシダン!」
召喚されたカーバンクル・オブシダンは闇の狩人が放った矢を咥えて着地します。
闇の狩人
「あーあ、今度こそは仕留めてあげようと思ったのに。
でも、あっちの子はどうかな?」
「あーあ、今度こそは仕留めてあげようと思ったのに。
でも、あっちの子はどうかな?」
アルフィノはアリゼーの方へと振り返ります。
アルフィノは闇の魔人の放った火球を受け、吹き飛ばされる瞬間のアリゼーの姿を捉えました。
アルフィノ
「アリゼーッ!」
倒れていたアリゼーはアルフィノの声に応え、ゆっくりと立ち上がります。
アリゼー
「問題……ないわ……
絶対に、足で纏いにならないって……
約束したじゃない。」
「問題……ないわ……
絶対に、足で纏いにならないって……
約束したじゃない。」
右手で口元の血を拭うアリゼー。
アリゼー
「悪いわね……!
私、デキのいい兄と違って、頭より先に体が動くの。」
「悪いわね……!
私、デキのいい兄と違って、頭より先に体が動くの。」
アリゼーは腰にさげていた本を空へと掲げると、浮き上がります。
そして光を放ちながらゆっくりと降りてきます……
光り輝く剣へとその姿を変えながら…!
アリゼー
「旅の中で会得した、とっておきよ。
お前が世界を引き裂くなら、私はそれを斬り裂く剣になるッ!」
「旅の中で会得した、とっておきよ。
お前が世界を引き裂くなら、私はそれを斬り裂く剣になるッ!」
闇の戦士
「来いッ!」
「来いッ!」
楓
「闇の戦士……っ!」
楓も武器を取り、闇の戦士たちへ向かって駆け出します。
「闇の戦士……っ!」
楓も武器を取り、闇の戦士たちへ向かって駆け出します。
楓は後方支援から攻撃をしかけるために中央を駆け抜け、後方からアルフィノ達と挟撃します。
闇の魔人、闇の狩人を戦闘不能にさせ、闇の導師へと向かうところで……
楓
「え!!?」
アリゼー
「立ち上がった……!?
これも、「超える力」の片鱗だというの!?」
楓
「立ち上がれなくなるまで何度でも倒すしかないっ!」
楓たちは連携して再び立ち上がった闇の魔人、導師、狩人を倒しますが再び立ち上がってきます。
アリゼー
「くっ、また……!?
どうにかして、一気にカタをつけないと……!」
闇の戦士
「遊びは終わりだ、甘ッタレども!」
闇の魔人、闇の狩人を戦闘不能にさせ、闇の導師へと向かうところで……
楓
「え!!?」
アリゼー
「立ち上がった……!?
これも、「超える力」の片鱗だというの!?」
楓
「立ち上がれなくなるまで何度でも倒すしかないっ!」
楓たちは連携して再び立ち上がった闇の魔人、導師、狩人を倒しますが再び立ち上がってきます。
アリゼー
「くっ、また……!?
どうにかして、一気にカタをつけないと……!」
闇の戦士
「遊びは終わりだ、甘ッタレども!」
闇の戦士から放たれる鎖で楓たち全員の身体が絡め取られます。
サンクレッド
「クソッ……身動きが……!」
サンクレッド
「クソッ……身動きが……!」
楓
(う……動けない……このままじゃ……!)
(う……動けない……このままじゃ……!)
闇の戦士
「さあ……
そろそろ終わりだぜ。」
「さあ……
そろそろ終わりだぜ。」
闇の戦士は止めをさすべく、鎖を放つ左手を引くその瞬間……!
何かが放たれ、鎖を全て断ち切っていきます!
楓
「動ける…!」
アルフィノ
「これは……拘束が解けた……!?」
「これは……拘束が解けた……!?」
楓とアルフィノは、鎖を砕くものを放った人物の方へと振り返ります。
楓
「あ…あなたは…?」
「あ…あなたは…?」
次回へ続く……